我と我が身と彼のものと。

常在辞世。渋枯れ好みの“詫びオタク”…なんとなく更新中。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--
  2. スポンサー広告

赤錆とカギしっぽ

海を目指してどぶ泥を抜けたのは
お昼のサイレンが ウーと鳴ったときでした。
ヘドロっ臭いコンクリ川を、
段ボール筏は進みます。ゴトゴトゴトン進みます。

夜に鳴いたの僕ですか?
にゃあと泣いたの僕ですか?

いいえ。それは隣のノラだと思います。

赤錆とカギしっぽ

スポンサーサイト

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

  1. 2014/01/29(水) 13:26:00
  2. 赤錆とカギしっぽのトラックバック:0
  3. 赤錆とカギしっぽのコメント:0

崇拝した偶像の

アウトローに礼拝をかさね
暗号で背丈を比べていた あの頃

溜まり場のガレージには
小銭とサッカリンと
テネシーウィスキィだけが恋人の
貴女の皺がれた歌声が
いつだって当たり前に転がっていた

いつの間にか 俺ばかり
歳をとっちまったみたいだけれど
まぁ たまにはそんな昔話も
きっと悪いモンじゃない

俺達が墓標になった この夜だけは

崇拝した偶像の

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

  1. 2014/01/23(木) 11:21:24
  2. 崇拝した偶像ののトラックバック:0
  3. 崇拝した偶像ののコメント:0

コモリウタ

あなたの瞼で研ぎました
私の爪は、鋭利です
アフリカ産の爪だから
そいつはそいつは鋭利です

なのであなたの瞳には
明日の朝日は 昇らない。
百っぺん眠ってカギかけて

今日から私の 猫になります。

コモリウタ

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

  1. 2014/01/14(火) 10:21:40
  2. コモリウタのトラックバック:0
  3. コモリウタのコメント:0

応報因果

もし世の中が 馬鹿ばかりに見えたなら

まずは自分のオツムの中身を
月夜の湖面に映してみるといい。

するとそこには 前世の醜悪な姿があって
まぁ さすがのあんたでも
思わず目を背けちまうんだろうな

「でもって、そういう時の大概は
自分のアタマの方がおかしいもんなのさ」

そう言って園長は ぷぅと旨そうに煙を吐いた。

応報因果

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

  1. 2014/01/07(火) 11:36:33
  2. 応報因果のトラックバック:0
  3. 応報因果のコメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。